ABCテレビニュース
【部品メーカーの社員が見守る中】「H3ロケット」発射成功に見えたが…失速し破壊命令送信 搭載されたバネを製造会社「残念だが次につなげたい」
(アナウンス)「メインエンジンスタート」 「SRB-3点火」
(柏野仁弥KKBアナウンサー)「煙が見えます。点火されたような炎も見えます!今度は上がりました、H3ロケット!」
「日本の宇宙輸送の新時代を担うH3ロケットがいま初めて宇宙へと飛び立ちます。青空にまっすぐな白い煙を残してH3ロケット初めてのフライト。ぐんぐんと伸びていきます」
国産の「H3ロケット」は7日午前10時37分、宇宙へと旅立ちました。
(打ち上げを見に来た人)「展望台で見られて迫力が違いました」「見に来てよかった」。
H3ロケットの第1段ロケットと第2段ロケットの切り離しに使われるコイルバネを供給する「東海バネ工業」。
歴史的瞬間を見届けようと、大阪市内の本社や兵庫県豊岡市の工場で社員が見守りました。
東海バネ工業にとって本当に大事なのは第1段ロケットと第2段ロケットが切り離される「打ち上げから5分後」。
(アナウンス)「第1段、第2段(エンジン)分離」
(佐藤修平アナ)「分離成功!分離が成功しました」
これで打ち上げは成功だと誰の目にも見えました。ところが・・・
(JAXA職員)「速度がですね、あ、なんか落ちていっています。ちょっとこれがまあ正しいのかどうかちょっと再確認が必要ですけど」
生配信中のJAXA職員が気づいた異変。その後、非情なアナウンスが流れました。
(アナウンス)「打ち上げ作業関係者に連絡します。ロケットはミッションを達成する見込みがないとの判断から『指令破壊信号』を送信しました」
打ち上げ途中、2段目のエンジンに火が着かなかったことがわかりました。打ち上げは「失敗」。
(東海バネ工業・夏目直一社長)「指令破壊ということは途中でロケットを破壊するわけだから残念でした。次が必ずあるので、気を落とすことなくつなげていただきたい」
(JAXA山川宏理事長)「まず打ち上げ実施機関の長として、非常に責任を重く受け止めているところでございます。まず原因究明に尽力をして、その上で改めてロケットの信頼性を回復していくこと。これが私の責務だと思っております」
–トーマス・エジソン–
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完全に失敗だな、共同の奴らが大喜び、