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老舗旅館「大丸別荘」前社長死亡 大浴場の湯 入れ替え年2回
大浴場の衛生管理を怠っていた福岡・筑紫野市の老舗温泉旅館「大丸別荘」の前社長の男性が、12日朝、死亡しているのが見つかった。
自殺とみられている。
12日朝、死亡しているのが見つかったのは、筑紫野市の温泉旅館「大丸別荘」の山田真前社長(70)。
警察によると、12日午前7時ごろ、市内の山道で通行人が発見したという。
警察は、発見場所や遺体の状況、死因などの詳細については明らかにしていない。
遺体の近くには前社長の車があり、車内からは遺書のようなものが見つかったという。
前社長は2月28日の会見で、「大した菌ではないと考えていた」などと謝罪し、その後、引責辞任していた。
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大浴場のお湯を年2回しか入れ替えず、虚偽の報告をしたとして警察の捜査を受けていた筑紫野市の老舗旅館、大丸別荘の前の社長が12日、死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。
警察によりますと、大丸別荘の山田真・前社長は12日午前7時ごろ、筑紫野市の山道で遺体で見つかりました。近くにあった山田前社長の車の中からは「申し訳ない。全ては自らの不徳のいたすところ。あとはたのむ」という手書きの遺書とみられる紙が見つかりました。現場の状況から警察は自殺とみています。
大丸別荘は年2回しかお湯を入れ替えず、福岡県に虚偽の報告をしたとして公衆浴場法違反の疑いで警察の捜査を受けていました。
山田前社長はこの問題を受け辞任し、11日午後にも警察の任意の聴取を受けていました。
警察は「大変残念で心を痛めている。警察の対応に問題はなく引き続き捜査を進めていく」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eb73d717cd96f60a7bc3da77c3c0ff555896bd3
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