以下は2018年6月9日のゲンダイの記事。
元外交官の天木直人氏が呆れて言う。
「(安倍総理は)北との交渉から外されたボルトン氏とこのタイミングで会ってどうするのか。外交オンチにも程があります。そもそもボルトン氏はトランプ大統領からあまり評価されていなかった。ボルトン氏の口ひげが嫌いで、最初の政権発足時には要職に就けなかったのです。側近を次々とクビにして、他に誰もいなくなったので、やっと補佐官に任命された。対北強硬派のペンス副大統領やボルトン氏にすがりついて、北朝鮮に圧力をかけ続けるよう要請する安倍外交は、ボルトン氏と心中するようなものです。トランプが勝った大統領選の時も、クリントン陣営に肩入れして大恥をかきましたが、なぜ、ことごとく見誤るのか。安倍政権で外交も官邸が主導するようになり、外務省が機能しなくなった。駐米大使も官邸が喜ぶ情報しか上げようとしない。だから、自分たちに都合よく判断し、間違えてしまうのでしょう」
おかげで、歴史的会談に日本の出る幕はなし。安倍独裁政権の弊害は外交にも及んでいる。
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ところが今日の米朝首脳会談にボルトン氏は出席した。
これまでのトランプ大統領の発言や人事を見ていて、対北朝鮮交渉で、トランプ大統領の帯刀となるボルトン氏を外すことなど考えられなかったのだが、元外交官の天木直人氏には全く違って見えていたようだ。
この天木直人といい、孫崎といい、このような人物が日本の外交の舞台に立っていたと思うと、暗澹とした気分になる。
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