韓国でウマ娘が大人気!No Japanはどこへ【ゆっくり解説】

『ウマ娘』が韓国で大人気!

 韓国で6月20日からカカオゲームズより日本でも大人気のモバイルゲーム「ウマ娘・プリティダービー」の配信がスタートし、話題沸騰している。
4月の事前予約では10日間で100万件、さらに今回も配信直後より、Google Play StoreやApple Storeでいきなり1位を記録し、評価も星5つに対し4.7と好調な滑り出しを見せているのだ。

 そんな「ウマ娘」の韓国での注目と人気が意味するものはいったい何だろうか――。

 「ウマ娘」は2021年にリリースされた「育成シュミレーションゲーム」であり、競走馬を擬人化した「ウマ娘」を育成し、レースでの勝利を目指していくというものであり、プレーヤーはウマ娘のトレーナーということになる。

 競走馬を女の子に見立てるというユニークな発想や、ウマ娘達の名前に実際の競走馬の名前が使用されたりしているのも興味深い。競走馬の名前を使用にするにあたっては、馬主からの許諾を得ている。

 ウマ娘達が仲間達と共に成長、レースでの勝利を目指していく「学園モノストーリー」に仕上がっていて、プレーヤー達からも「シナリオやキャラクターのスキルの設定がしっかりしている」と評されている。

 しかも、昨年のモバイルゲームランキングでは、日本のみでのリリースだったにもかかわらず全世界で3位にランクインするほどの人気ぶりを見せつけた。

「天皇賞」と「菊花賞」
 ここまでの人気が出た背景として「ウマ娘」がゲームのみならず、ウェブコミックやアニメの配信や放映もされ、特にアニメやゲームでは多くの若手人気声優が起用されたことも話題となった。これがまず、アニメ、ゲームファンを取り込んだといえる。

 加えて、「年齢層が高め」と言われる競馬ファンからも支持を集めたことが、大々的なヒットにつながった。

 実際にゲームをプレイしている人のコメントを見ると、前述の「丁寧なストーリー設定」に加えて、「他のゲームと違って終わりなく無限に楽しめる」というものや、「過去から現在までの名馬の名前があり、競馬好きにはたまらない」、「レースでの実況や技術力も忠実に再現されている」といったものがあり、とにかく設定にとことんこだわっていることが競馬ファンから太鼓判を押されているものと思われる。

 そんな大ヒット作品だけに、韓国でどういった反応をもって受け止められるかが注目されていたわけだ。

 今回、韓国で「ウマ娘」がリリーズされるにあたって、ネットではユーザー達からの様々な反応が見られた。特に多かったのは「“競馬”という題材が海外のプレーヤーには馴染みが薄く楽しめないのではないだろうか?」という心配や、「キャラ設定やストーリーがしっかりしているので競馬ファンでなくても大丈夫だ」という声、「日本で喚起されている“二次創作に関する注意”が海外でも守られるのか?」という疑問などがあった。



 また、違った角度では、「もちろん、海外向けとなれば日本と異なる名称などで翻訳表記されるであろうが、天皇賞や菊花賞といったものに韓国がまた政治や歴史問題を絡めて難癖をつけてこないことを願う」というものもあった。
「NO JAPAN」は忘却のかなたへ…!

 その韓国での「ウマ娘」の反応だが、早速、公式サイトやYoutubeチャンネルが開設された他、プレーヤー達による攻略解説のブログや動画も公開されるなど注目が集まっている。

 また、日本同様に、やはり、細部まで作り込まれたキャラやストーリーが高く評価されているようである。出だしは好調と言える「ウマ娘」が今後、どこまで人気を伸ばし維持していくか楽しみであると言える。

 文在寅(ムン・ジェイン)前政権では過去5年の中で特に2019年の「NO JAPAN」に象徴されるように、「韓国は日本に勝った」などと連呼しながら日本を徹底して敵視した政策によってあらゆることに因縁をつけられていた。前項での「ゲーム中の名称などに韓国が難癖をつけないことを願う」というコメントのように、日本の立場からすれば、ことうんざりするのは当然のことであろう。

 当時の報道では、一見すると国民のすべてが文氏の反日政策に賛同していたかの印象を受けたものの、実際には「NO JAPAN」が長続きをして成功したとは言い難く「失策」とも言える。

 加えて、先の大統領選挙では保守派の勝利により政権交代となった。大統領に就任した尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が日本との関係改善を積極的に行っていく姿勢を打ち出したことで文氏の政策は完全に否定された形となった。

日本が「大好き」、中国は「嫌い」
 また、文氏の元で発言力や影響力が大きかった左派で反日系の市民団体や活動家にとっても、今回の政権交代は痛手であり、しっぺ返しと言うべき状況であろう。

 「反日活動家」として名高い大学教授の徐坰徳(ソ・ギョンドク)氏と言えば、「旭日旗」を「日本の侵略の歴史を美化した象徴」と主張し、オリンピックをはじめとするスポーツの国際試合の場において「旭日旗」の持ち込みを禁じるように働きかけたり、あの「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の耳飾りの模様がやはり「旭日旗のように見える」と市民団体とともに騒ぎ立てて変更させたことは記憶に新しいところであろう。

 しかし、政権が変わったことによりマスコミのトーンもダウンし、徐氏に至ってはやはり文前政権下よりも勢いがなくなっているという印象を受けるほか、最近では中国に対する「反中発言」を行うなど“活動シフト”している節も見られる。

 いずれにせよ、政権交代は一つの転機となっていることは確かであり、日本への旅行再開に期待が高まっているのと同じく、今回の「ウマ娘」のようにサブカル面でも根強い人気があることを証明している。

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