ANNnewsCH
日本企業の“月面着陸船” きょう夕方打ち上げへ…成功なら民間プロジェクトで世界初
アメリカ・フロリダ州にある宇宙軍基地から日本時間の1日午後5時37分に打ち上げられる予定の無人の月面着陸船。
今回の打ち上げは「HAKUTO-R(ハクトアール)」と名付けられた月面探査プロジェクトの第1弾で、挑戦するのは、日本の宇宙ベンチャー企業「ispace(アイスペース)」です。
当初は、先月30日に打ち上げが予定されていましたが、ロケットに点検が必要な箇所が見つかり、延期されました。ispaceによりますと、着陸船に異常は確認されていないということです。
地球から38万キロ離れた月への着陸は、来年4月に行われる見通しだということで、成功すれば日本初。民間のプロジェクトとしては、世界初の快挙となります。
ispace・野崎順平CFO:「5カ月間かけて、月に着陸を目指していきますので。これをしっかりやり遂げるというのが、大事なミッションになりますが。後に続くミッションをispaceはすでに計画しておりまして。月への定期就航便のようなものを作る。月へ頻繁に向かうインフラを作るというのが、ispaceの展望となっている」
さらに、計画では2040年までに「月に生活圏を作る」ことも思い描いているといいます。
野崎CFO:「2040年に約1000人の人が月に定住しているというビジョンをispaceは掲げている。これからの我々の次の世代、さらに先の世代が宇宙に行って、月に働けるような世界というのを作っていくことができる第一歩。ぜひ、ご期待頂きたいなと思っています」
関連
日本初・民間初の月面着陸、果たせるか。日本発宇宙ベンチャーispaceの月面着陸船がついに打ち上げへ
アメリカ・ケープカナベラル宇宙軍基地から、日本の宇宙ベンチャー・ispaceが開発する月面着陸船(ランダー)が、SpaceX(スペースX)のFalcon9ロケットで打ち上げられる※。
ispaceの資料によると、今回の打ち上げでは月面への着陸までの間に10段階のマイルストーンを設定している。その中には「打ち上げ機からの分離」といった数時間で達成が確認できるものもあれば、「軌道投入後の安定運用」と確認に時間がかかるものもある。
そのため、ispaceのランダーの月面への着陸は、打ち上げから4.5カ月後の2023年春になる計画だ。成功すれば、日本初かつ「民間初」の月面着陸となる。
https://www.businessinsider.jp/post-262704
スペースX
スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(英: Space Exploration Technologies Corp.)、通称スペースX (SpaceX) は、カリフォルニア州ホーソーンに本社を置くアメリカの航空宇宙メーカーであり、宇宙輸送サービス会社である他、衛星インターネットアクセスプロバイダでもある。火星の植民地化を可能にするための宇宙輸送コストの削減を目的に、2002年にイーロン・マスクによって設立された[2][3][4]。SpaceXは、いくつかのロケットのほか、宇宙船ドラゴンや衛星スターリンク(衛星インターネットアクセスを提供)を開発している。
Wikipedia
楽天市場